中学一年生Kayoの体験談-「精神面のケアが大切」 母より

そくわんヨガを始めて8ヶ月。去年の今頃はこの病気の名前も知らず、まさかわが子が一生側わん症に関わっていくなんて思いもしませんでした。
見た目の身体の変化に気がついたのは受験が終わってしばらくした頃。でももっとずっと前から側わんは始まっていたのだと思います。すでに胸部が50度以上になっていた娘を連れ、有名だという先生を聞きつけては何ヶ所も病院をまわりましたが、どこに行っても手術しか方法は無い!装具治療なんて無駄!とすぐさま手術の日取りまで決められてしまうありさまでした。そして遅くとも夏休みまでには手術…と言われ、ただ何もできずその日を待つしかない日々が続いたのです。整体のようなマッサージ系もほとんど効果は無く原因不明の難病と聞き途方に暮れる中、それでも何か方法があるのではないか…とホームページで出会ったのがそくわんヨガでした。今思うとこんな私達にもほんのちょっぴり神様が微笑んでくださったのだと思います。                                 
 ヨガに出会ってもちろん角度の改善も目に見えていますが、私達親子にとっては精神面でもとても大きな効果が得られています。娘は小学4年時に今世間で騒がれているような陰湿ないじめのターゲットになり、登校拒否、そして心療内科にも通うような経験をしました。親子で人間不信に陥り今でも他人が恐ろしく見えます。初めてヨガのレッスンに参加させていただきぶら下がりをしていた時に、「いじめられていたりしない?」とMisato先生がさりげなく声をかけてくれました。この一言にはとてもびっくりし、先生は娘になにを感じたのだろう…と不思議でなりませんでした。でもレッスンを重ねていくうちに、先生にも辛い経験があり、それだからこそ娘の気持ちが手に取るようにわかってくださったのだと思いました。それと同時に側わんの一つの要因としていじめや対人関係、受験勉強などのいろいろなプレッシャーがあるのかもしれない…精神面のケアもとても大切なことなのではないだろうか…と身をもって感じるようになったのです。さらに側わんの症状に苦しむたくさんの仲間に出会っていくと、なんだか感受性が強くやさしい心をもった人が多いのではないかな…とも思うようになりました。側わん症であると、他の同年代の友達に比べ体力もなくとても疲れやすかったり、マイナスなことばかり考えたり…などとあまりいいことは無く、さらに治らない難病という言葉にも負けてしまい本当に家族で真っ暗な気持ちになります。でもヨガに出会い、同じ症状の仲間にも出会い、皆でポーズをしてみると、身体は「気持ちいいよ!ありがとう!」と声をあげて言っているようで、その気持ちよさがプラス思考にもつながり、心が穏やかになり、辛かった毎日が元気に満ち溢れ、自分が少しずつ好きになってきているような気がします。
成長期は一ヶ月に10度以上も角度が進んでしまうといわれている中、手術を賭けた定期検診がそくわんヨガをやり始めて4ヶ月後の夏休みにありました。結果はなんと角度に変化無し!!これには整形外科の先生もとてもびっくりしていました。もちろん手術も延期!そればかりかまったく相手にしてもらえなかった装具まですんなり作ってくれることにもなったのです。本当に涙が出る位、嬉しい忘れられない出来事でした!!
そして中学に入ってからの娘といえば…学校でのクラブと自宅でのそくわんヨガクラブ?の二つに所属しており、一日も学校を休むことなく、たくさんの友達に囲まれ助けられながら元気に過ごしています。そしてあまり触れようとしなかった側わんのことについて思い切って娘に尋ねてみると…「大変だけどヨガのおかげで楽しい!強くなったよ!」と力強い言葉が返ってきました。満面の笑みを浮かべて…。



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